神戸港フォークリフト荷役技能向上大会

神戸港は1868年の開港以来、国際貿易港として今日まで発展しています。
油圧式で動くフォークリフトは20世紀半ばごろには世界中で普及が進み、
第二次世界大戦後の物流発展に大きく貢献し、現在も船と倉庫の荷役作業では
フォークリフトを使用していますが、同時に事故の発生も少なくありませんでした。
神戸港ではその事態を重く受け止め、荷役作業に携わる神戸港に倉庫を持つ企業を対象に、
1985年からフォークリフトの基本操作を通じて安全性、確実性、迅速性を競い合う
「神戸港フォークリフト荷役技能向上大会」を開催しています。
本大会はCovid-19のパンデミックにより休止が続いていましたが、
2022年10月6日に久々に開催された第38回神戸港フォークリフト荷役技能向上大会を映像で
記録しグローバル向けの動画がつくられることとなりました。
この動画は神戸市広報のお手伝いをする神戸デザインセンターとSCIREが共同で制作しました。
SCIREの山田勇人は構成から映像監督を担当しました。
大会当日の様子や、大会に参加された方々のインタビュー、実際に神戸港で働く皆さんの様子をドキュメンタリーとして記録し、ポートアイランドにあるBE KOBEモニュメントから神戸のベイエリアをドローンで撮影するなど、さまざまな映像をつなげています。神戸デザインセンターの山下さんは大会の記録の時から撮影のサポートをいただき、ドローン撮影においては、市や港湾局など各方面の許諾を得て行いました。音楽も山下さんのセレクトです。 
トータル4ヶ月ほどの制作期間でした。関係者の皆様、どうもありがとうございました。