2015年5月20日
神沢鉄工株式会社のプロジェクト・FEDECAが9月にM&Oに出展することから、
半年間のFEDECA関連の活動を映像記録する依頼を受けました。
最初の撮影は6月8日にオープンするDuoKobeのTheBlossoms。
開店までの記録を行いました。
https://scire.jp/fedeca_the_blossoms
2015年5月24日
The Blossomsのオープン時に様々な提供を行った風雅舎、YoneHouseを撮影しました。
撮影後、その日のうちに徳永家具工房へ移動。工房内で最初の撮影を行いました。
https://scire.jp/fedeca_the_blossoms
2015年5月29日,6月8日
The Blossomsは開店直前の看板取り付け日の撮影とグランドオープンの朝を撮影。
https://scire.jp/fedeca_the_blossoms
2015年6月11日-6月14日
三木市のホームアドバイザーヨネザワにて、
FEDECAのM&Oブースの設営テストが行われました。
予備日も含めてブース組み立てのリハーサルは4日。
“継ぎ”の技術、日本の古くからの建築様式を採用しされており、
木材の一部、印象的な柱には特別に奈良県の吉野杉が用いられています。
実際の展示へ向けて、一旦解体された木材は、この後、船でフランスへと運ばれます。
米澤さん曰く、航路の途中で赤道付近を通りヨーロッパへ入るので、
木材がその変化に耐えれるかどうか、割れてしまわないかが課題でした。
会場での再会まで、一足先に出発です。
2015年7月7日-7月9日
Design Tokyoにて、「FEDECA | Originalであり続ける」 初上映
主にプライベートスタジオで撮影を重ねたFEDECAの最初のCMが初お披露目。
https://scire.jp/fedeca_be_original
https://scire.jp/scire.jp/fedeca_tokyo
2015年7月13日,7月16日
FEDECAの2本目のCM撮影と別件のドキュメントCMの撮影で奈良県・吉野へ。
https://scire.jp/fedeca_kanna
下市木工舎「市」へも訪れました。
www.facebook.com/mokkousya.ichi
2015年8月3日
FEDECAの2本目のCM撮影で三重県,伊勢神宮へ。
https://scire.jp/fedeca_message
https://scire.jp/fedeca_kanna
2015年8月8日
FEDECAの2本目のCM撮影で吉川町の徳永家具工房へ。
https://scire.jp/fedeca_furniture
https://scire.jp/fedeca_kanna
2015年8月9日
FEDECAの2本目のCM撮影で市内の志染の石室へ。
https://scire.jp/fedeca_kanna
2015年8月24日
FEDECAの2本目のCM撮影で徳永さんの椅子を撮影しに神沢鉄工へ。
この日ですべての素材が揃いました。
2本目のCMの時間自体は数分ですが、あちこちで撮影を行っています。
ここまである程度編集は進んでいますが、出発までの間に仕上げていきます。
https://scire.jp/fedeca_kanna
2015年8月31日
関西国際空港からシャルルドゴール空港まで12時間のフライト。
はじめての海外でした。ホテルはノートルダム寺院の近くです。
2015年9月2日-9月3日(現地)
時差順応日を設けたのち、見本市会場「ノール・ヴィルパント・コンヴェンション・センター」へ。
撮影時に技術的トラブルもなく2日かけて設営が行われました。
https://scire.jp/mo15/
2015年9月4日−9月8日(現地)
いよいよM&Oのスタートです。
約25万㎡の敷地内に所狭しと並ぶハイクオリティーな展示ブースは圧巻でした。
FEDECAでの実演時間は現地配布のペーパーでも告知されており、
カンナがけやノコの目立てを見に、様々な方が足を運んでいました。
スタッフのタブレットにはSCIRE制作の映像も。
入り口付近でチームラボが招待展示をしていたのが印象的です。
映像の冒頭で花が天から降ってくるものがありますが、それです。
快く撮影許可もいただけました。ほかの展示でもいえることなのですが、
M&Oの展示はビジネスの場であるのと同時にアートの場でもありました。
https://scire.jp/mo15/
2015年9月8日(現地)
5日に及んだM&Oも終わり。2日かけて組み立て展示ブースを解体します。
https://scire.jp/mo15/
2015年9月9日(現地)
M&Oの映像でも使用しているパリの市街地で撮影を行いました。
翌日、帰国です。
2015年9月11日
関西国際空港に到着。移動時間を含めると12日間にわたるフランスでのM&Oプロジェクト。
その様子は開催期間中に神戸新聞で扱われ、連載記事も特集されるなど、
多くの方に知られるところとなりました。
フランスでは撮影時間外はアートギャラリーや美術館へも取材に行っています。
素材がいくつかあるので、また機会を見てご紹介します。
2015年10月14日
フランスで撮影した映像は翌月、幕張メッセで開催されたToolJapanで初披露されます。
進化したFEDECAブースの中央には4Kモニターが据えられていました。
https://scire.jp/fedeca_tokyo/
https://scire.jp/fedeca_mo15/
2016.06.08 FEDECAチャンネル開設
FEDECA・The Blossomsの映像制作を担当して半年。
非常に濃密な時間でした。
撮影素材をチェックして編集するのには時間がかかってしまいましたが、
すべての映像を公開できることとなり嬉しいです。
FEDECA | YouTube Channel
フランスへ訪れる半年前には風刺画事件があり、
帰国してからひと月後にはまた市内でテロ事件がありました。
ホテルも近所でしたし、現地の友人たちが住むところも近くて心配しました。
事件・事故に巻き込まれることなく、機材トラブルもなく撮影を完了できたのは幸運なことです。
本プロジェクトに立ち会え、素敵な人たちと出会え、
撮影することができたのは貴重な体験でした。
FEDECAプロジェクトのすべてのスタッフ、関係者に感謝します。
ありがとうございました。
SCIREスタッフ・山田、大町