FEDECA | M&O15, Paris

2015年9月4日から8日までの5日間、フランス・パリで
Maison&Objet 2015(以下M&O)が開催されました。
会場は約25万㎡の敷地面積に8つの巨大なホールを持つ
フランス最大の見本市会場「ノール・ヴィルパント・コンヴェンション・センター」。

三木市の神沢鉄工は2015年にツールナイフ・ブランド「FEDECA」を立ち上げ、
参加審査が厳しいMaison&Objetへの参加の切符を手にしました。
SCIREはFEDECAのフランスでの模様を映像に記録しました。

FEDECAは商品展示と併せて、徳永家具工房によるカンナ掛け実演、
光川大造 氏によるノコの目立ての実演がそれぞれ行っています。
実際の模様をご覧下さい。

M&Oの特長はなんといっても、その広大なホールの中に所狭しと並ぶハイクオリティーな展示ブースです。この数日間のイベントの為に、世界中から名だたる企業やグループが参加しています。ビジネスの場であるのと同時にアートの場でした。
世界標準のクオリティーには圧倒されるものがありました。

そんな中、FEDECAは日本の古くからの継ぎの建築様式を吉野杉を用いて
フランスで再現するという大胆な試みを行っています。
三木市のホームアドバイザーヨネザワの米澤修二さん指揮の下、
スタッフ総出でFEDECAブースが作り上がる様子を、その模様を記録しました。

建て込み初日だけで12時間に渡ったブースの建て込み。
実際の日本での建築風景と変わらないこのブースの建て込みは、
同じ頃、建て込みを行っている他社の関係者も見学する者たちが現れるほどでした。
面白い試みを行っていると、言葉の壁を越えます。

商品展示までを含めると、2日間に渡った建て込みは、
その撤収にも時間を要しました。
こちらも深夜にまで及んだ撤収風景の模様を記録しています。

移動時間を含めると12日間にわたったフランスでのM&Oプロジェクト。
この度の様子は開催期間中に神戸新聞で扱われ、
多くの方に知られるところとなりました。

SCIREスタッフ・山田

※上記の映像の一部が、神戸ハーバーランド DUO・KOBE内の店舗「The Blossoms」において上映されました。(2016.03.24)