神戸のクリエイティブ・ディレクターであり、フォトグラファーの山下和希くん(Fumoto)とは、彼が神戸にあった本屋さんの店長だった頃からの長い付き合いです。時々一緒に作品を手がけ、時々一緒にごはんを食べにいく関係です。そんな彼から「兵庫県を旅するブックバス」という企画を三木で、と去年の夏の終わりに誘いを受けたのが今回の始まりでした。
開催にあたり、山下くんからも真っ先に名前が挙がったのが、三木市細川町で「birica」を営む藤井大輔さんです。biricaはベビーリーフなどのサラダ野菜の栽培とカフェを行うお店です。近頃は三宮の東遊園地で開催される「ナイトピクニック」にも出店されているので、神戸在住の方でもご存知の方がいらっしゃるかもしれません。
藤井さんとは2018年頃からの付き合いで、よくカルチャーの話をします。音楽や映画、アート。そして、この街の人口がどう減り、景色がどう変わっていくか。そんな地域のリアルに向き合いながら、過疎化の進むエリアで何ができるか、長年アイデアを出し合ってきました。
その対話の中にずっとあったのが、今回の会場である「まなびの郷みずほ(旧瑞穂小学校)」を活かして、「まだ誰も見たことがないカルチャーがある景色を作る」という構想でした。
今回のイベントは、山下くんから投げてもらったボールをきっかけに、藤井さんと長年描き続けてきたその景色を現実にしようとする一つの試みです。また、本イベントの開催にあたっては、会場をお借りする際など三木市教育委員会に多大なるご協力をいただきました。
このコンセプトに共鳴し、以下の素晴らしい事業所が集まってくれました。本当にありがとうございます。
• WHATNOT HARDWARE STORE
• 心拍
• THE RED
• grow farm
• BAUBLE
• HARETOMI
SCIREとして、ここまでイベント開催へ向けて運営を進めてきましたが、当日は久々に山田勇人の映像作品を軸にしたインスタレーションを行います。大阪国際芸術祭で出展したものを、今回の小学校の教室という雰囲気を活かして再構築する予定です。音響も少し凝った演出ができるよう、現在準備を進めています。
2月21日。懐かしい校舎で、新しいページをめくるような一日を、ぜひ皆さんと共有できれば嬉しいです。
──────────────
birica CONNECT MARKET vol.3
– 新しいページをめくる、懐かしい感触 –
2026年2月21日(土) 10:00 – 16:00
三木市立まなびの郷みずほ(旧瑞穂小学校)
(兵庫県三木市細川町瑞穂364-3)
※駐車場あり / 入場無料








